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エノテカ トレペッシィ

アマローネについて

ヴァルポリチェッラ(Valpolicella)法概要
 各付け  D.O.C. D.O.C. Classico   D.O.C. Valpantena
 ぶどう品種 
  • コルヴィーナ ヴェロネーゼ45〜95%
    (コルヴィノーネは最大50%まで)
  • ロンディネーラ5〜30%
  • モリナーラ、オゼレータ、ロッシニョーラ、ネグラーラ、ディンダレッラ、クロアティーナ
    などの推奨された品種を25%まで加えても可
栽培エリア Negrar, S.Ambrogio,
Fumane, S.Pietro, Marano,
Grezzana, San Martino,
Lavagna, Mezzane,
Pescantina, Illasi,
Cazzano di Tramigna,
Verona, Tregnago,
Grezzana
Cerro Veronese,
Colognola ai Colli, Dolcè,
Montecchia di Crosara,
Buon Albergo,
S. Mauro di Saline
クラッシコの指定地域
Sant'Ambrogio di Valpolicella
Fumane,
Marano di Valpolicella,
Negrar
San Pietro in Cariano
ヴァルパンテーナの
指定地域
Grezzana(Fraz. Stallavena)
Verona(Fraz. Marzana,
Quinto di Valpantena,
Santa Maria di Stelle,
San Felice Extra)
 ha当たりの
収量制限
9トン未満 9トン未満 9トン未満
最低
アルコール度数
11.0% 11.0% 11.0%
Superioreは最低アルコール度数が12.0%以上、熟成は翌年の1月以上

アマローネの規定
ヴァルポリチェッラのD.O.C.法に以下の項目が追加されます。
     ha当たりの収量制限  8.5トン未満
     最低陰干し期間     収穫年の12月15日
     最低アルコール度数  14.0%
     法定熟成期間      収穫年の12月から起算して2年
       製 法
 収穫されたブドウはスノコに並べられ風通しのよい部屋で3ヶ月間
もしくは、翌年の2月末まで陰干しにし、ほぼ30%の水分が蒸発され、
糖度が凝縮されます。この、行程を“アパッシメント”と言います。
 浸漬とアルコール発酵は低温(15℃前後、中には10℃以下でスタート
させるワイナリーもあり)で1ヶ月から1ヶ月半をかけて行われ、さらに低温
でマロラクティック発酵が行われます。

 ヴァルポリチェッラの仲間に、“リパッソ”と表示されているワインは、
熟成中のワインとアマローネの搾り滓と合わせ、再度アルコール発酵
をさせることです。これにより、果実味に富んだ、ボデイに厚みのある
ワインになり、長期熟成も可能な楽しみが生まれます。

1990年ヴィンティージから、レチョート デッラ ヴァルポリチェッラ アマローネ
をレチョート(甘口)とアマローネ(辛口)に呼称の変更がされています。
Recioto della Valporicella(レチョート デッラ ヴァルポリチェッラ)
Amarone della Valporicella(アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ)